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2020-07

Here Comes The Warm Jets/Eno - 1974.01.15 Tue









[sales data]
1974/1
[producer]
Eno
[member]
Eno(vo/synthe/etc)
Chris Spedding(g)
Phil Manzanera(g)
Simon King(per)
Bill MacCormick(b)
Marty Simon(per)
Busta Jones(b)
Robert Fripp(g)
Paul Rudolph(g)
John Wetton(b)
Nick Judd(key)
Andy Mackay(key/sax)
Sweetfeed(bvo)
Nick Kool & the Koolaids(key)
Paul Thompson(per)
Lloyd Watson(g)
Chris Thomas(b)




ロキシー・ミュージック脱退後ブライアン・フェリー以外のロキシーメンバーほぼ全員と(笑)
ロバート・フリップなどが全面協力して制作されたソロデビュー作。
このアルバムから参加しているポール・ルドルフさんはホークウインドのロバート・キャルバートさんの
アルバムにイーノが参加した時に知り合い、イーノの初期アルバムの殆どに参加しています。

・Captain Lockheed and the Starfighters
・Lucky Leif and the Longships

 

今でこそアンビエントミュージックの権化のような存在のイーノ様が
未だ普通にロックを演っていた頃で面子が面子なので音は初期ロキシーの流れを
組んでいるのはお約束。

ただ、とにかく妙なんです。

リズムももったりしていて、歌も下手ウマの部類で、曲も飛びぬけて素晴らしいという
レベルでもない・・・

しかし、これはまさに「イーノにしか作れない音楽」なのです。

70年代のロック・ミュージシャンの殆どがブルースという古典音楽とも呼べる教科書を
模倣していたのに、イーノの音楽にはそれがない。

思い起こせば、ルー・リードのベルヴェット・アンダーグラウンド(VU)もそうでしたが
偶発的に出来上がったとばかり思っていたVUのバナナアルバムの制作では
同じ曲をリズムを変えながら複数テイク録音しながら試行錯誤して出来上がったという事を後で知り、
実は緻密に音の重ねあわせを繰り返しできあがったものだったわけで
VUの音楽を聴いて音楽を演りたいと思いたったイーノサウンドの核はVUのような音の重ねあわせの妙で
ライヴよりもスタジオに籠りたかったイーノのロキシー脱退は必然だったのかなと思います。

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Taking Tiger Mountain/Eno - 1974.11.15 Fri









[sales data]
1974/11
[producer]
Eno
[member]
Eno(vo/synthe/etc)
Phil Manzanera(g)
Brian Turrington(b)
Freddie Smith(ds)
Robert Wyatt(per/bvo)
*****
Portsmouth Sinfonia(strings)
Randi and the Pyramids(bvo)
The Simplistics(bvo)
Andy Mackay(brass)
Phil Collins(ds)
Polly Eltes(vo)




今では世界的な音楽家のイーノさんがアンビエントな世界に没入するまで
初期ロキシー風エキセントリックな脱力系フニャフニャシンガーだった頃のソロ2nd。
(フィル・コリンズが参加しているのはジェネシスが隣のスタジオでアルバムの
MIX作業をしていたからで、代わりにイーノは「眩惑のブロードウェイ」に参加しています)

アルバム・タイトルは、中国で文革時代に上演を許された数少ないオペラの一つ
「智取威虎山」からとられています。

eno.jpg

リズムは何の変哲もないロックなのですが「プット・ア・ストロー・アンダー・ベイビー」は
ポーツマス・シンフォニア(楽器を演奏したことがない人ならば誰でも入れるオーケストラ)
による演奏だったり、イーノならではの音色付けでカラフルなPOPアルバムとして仕上げられています。

Another Green World/Eno - 1975.09.15 Mon









[sales data]
1975/9
[producer]
Eno
Rhett Davies
[member]
Eno(vo/g/synthe/etc)
Phil Collins(ds)
Percy Jones(b)
Paul Rudolph(b)
Rod Melvin(p)
John Cale(viola)
Robert Fripp(g)
Rod Melvin(p)
Brian Turrington(b/p)




初期のロキシー・ミュージック的な前2作とは異なり、いよいよアンビエントな方向性が
見え隠れしています。

イーノさんはこの頃、既に50以上のアーティストのプロデュースを手がけ、
その枯渇しない音アイディアの豊富さにはびっくりなんですが、
当時イーノ、デヴィット・バーン、デヴィッド・ボウイの中性トップ3の時代が10年続くと
言われてましたが、中でもイーノさんの音のアイディアの埋蔵量は突出していました。

このアルバムの最大の特徴は制作方法にテイキング・タイガー・マウンテンのジャケ画作家の
ピーター・シュミットと共同開発した「オブリーク・ストラテジー」なるカードを使用していることです。

oblique.jpg

「オブリーク・ストラテジー」とは豪華な化粧箱にタロットカードのような「間接的な策略」
(サブタイトルは100以上の価値のあるジレンマ)というカード1枚1枚に熟語や隠された意味を持つ
語句が含まれており、新しい観点と客観的な見方を解く手がかりとしてアイディアが行き詰まった状況を
打開するための道具だそうです。

参加ミュージシャンにはジャムセッションではなく通常のプレイを望むものでもないと伝達し
本作の完成に必要な音のパーツの演奏指示だけを与え(例えばこの曲は90秒の長さで
その中で10のノイズを出してくれ」これらの複数のパーツを構成・編集し構築していきます。

イーノ談
「つまり、「オブリーク・ストラテジー」とは、スタジオでそのとき思いついた以上、
より広い視野で考えることができることを自分に思い出させて、パニックから脱出するためのものだった。
(予定調和的なポップスから脱却し非計画性・偶発性のようなものを重視)
“ああ、これはどうなるんだ!”とか 、“どうにもならないじゃないか”とか、
“これじゃ2年前にやってたのと変わりない”といった恐しいパニックにおちいったとき、
1枚の力一ドを引くことで、本当に教えられるんだ。
ある曲を作り始めたとき、私は忍耐の限度にきていた。まる1日やってみて、テープには何も残らないも同然、
何の意昧もなく思えた。本当にひどいものだった。で、これは本当の話だけど、シンセを弾きながら、
自分のやっていることがわからなくて泣いていたんだよ。そこで「オブリーク・ストラテジー」を引くと、
“そのまま続けて”とあるじやないか」椅子に深く腰かけ直し、思い出し笑いをした。
「期待したのよりずっと低いレベルの警句が出てきて、引きつって笑っちゃったよ。
もっと、座り込んで額をかきむしるような答を期待していたのにね。
でも、答えのとおりに、30分ほどそのまま続けたら、突然曲がまとまりだした。
案際、私が今でもとても気に入っているくらいの曲にまとまったんだよ。
私の信仰だね。
そこに指示された一連の行動にちゃんと従っていたから、カードを引くにも、軽い気持ちでは引けなかっね。
それまでやっていたことをすべてやめて、妙なこと、たとえば長い散歩とかしなくちゃいけなくなるかも
しれないのだから。パニックしてその日何もできなくなってしまうのがいちばんまずいしね」

このカードの指示に従って強い影響を受けた楽曲は「Spring Drifting」だそうです。

イーノはこの後アルバム制作後、この力一ドは使用していません。
何故ならイーノさんの音の引き出しは「オブリーク・ストラテジー」そのものだったからです。



(余談)
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに影響を受けたイーノはジョン・ケールとの共演はあるものの
不思議とルー・リードとは接点がないんですよね。
二人の間には「デヴィッド・ボウイ」というキーパーソンがいるので、何かしら繋がっていたとは
思うのですが・・・

Before and After Science/Eno - 1977.12.15 Thu









[sales data]
1977/12
[producer]
Brian Eno
Rhett Davies
[member]
Brian Eno(vo/synthe/etc)
Paul Rudolph(b)
Phil Collins(ds)
Percy Jones(b)
Rhett Davies(agong-gong/stick)
Jaki Liebezeit(ds)
Dave Mattacks(ds)
Shirley Williams (Robert Wyatt)
(brush timbales)
Kurt Schwitters(voice)
Fred Frith(g)
Andy Fraser(ds)
Phil Manzanera(g)
Robert Fripp(g)
Achim Roedelius(p)
Möbi Moebius(b)
Bill MacCormick(b)
Brian Turrington(b)




ENOさんの初期活動期のヴォーカル4部作4枚目(以後28年間、歌物は封印)
(初回アナログ盤には オブリーク・ストラテジーズの共同制作者ピーター・シュミットさんの
リトグラフ4枚が封入されていたようです)

enoscience.jpg

パンキッシュありテクノありクラウト・ロックありと前半はお馴染の変態ポップスで飛ばしますが
(もしデヴィッド・バーンが歌えばTalking Headsの出来上がり(笑)
後半は知的にアンビエント風に聴かせ、その全てが来るべき80年代の音楽シーンを予感させる
先取り音楽。



最先端音楽とヘタウマボーカルの落差が実に良いのですが、このアルバムは
映画「息子の部屋」(2001年度カンヌ国際映画祭パルムドール最優秀作品賞受賞作)の本編の中で
亡き息子の友達に渡すプレゼントを探す父親にレコード屋店員がお薦めするアルバムとして登場し、
店内で視聴するシーンで名曲「By The River」が流れます。

Ambient1-Music For Airports/Brain Eno - 1978.01.15 Sun









[sales data]
1978
[producer]
Brian Eno
[member]
Brian Eno(synthe/p/vo)
Robert Wyatt(p)
Christa Fast(vo)
Christine Gomez(vo)
Inge Zeininger(vo)




「アンビエント・ミュージック」(環境音楽)とはイーノが本作で初めて提唱した
音楽のジャンル、または思想を表す言葉です。

イーノ談
「このアルバムは一つの目的の最小公倍数で成り立っている。私はここで面白い音楽を
作り出そうとは思わなかった。」

イーノによると環境音楽の考え方はフランスの音楽家エリック・サティの楽曲「家具の音楽」
(家具のように、そこにあっても日常生活を妨げない音楽、意識的に聴かれることのない音楽)の
影響を受けているとインタビューで語っています。

air port

そしてその言葉の通り本作は空港ロビー専用のBGMとして制作され、実際にニューヨークの
ラガーディア空港で使用されているそうですが、音を作るにあたって以下の4点に
留意したとのことです。

・空港ではアナウンスが入るため、曲の再生を中断できるもの
・人間の声の周波数とは違う周波数を使うこと
・会話パターンとはちがう速度にすること
・空港の生み出すノイズと共存できること

商業音楽の「売る」という思考は排除され「たまたま耳にする」ことで心地よさを感じるような
オーディオ機器の前で音楽を聴くという従来の音楽鑑賞ではなく、延々と単純な同じフレーズを
繰り返すことで無意識に耳に入ってくるが殆ど意識されない知的な音階の繰り返し。

耳でというよりも心で聴く癒しの最高峰アルバムです。

Q,Are We Not Men?A,We Are Devo(頽廃的美学論)/Devo - 1978.08.15 Tue









[sales data]
1978/8
[producer]
Brian Eno
David Bowie
[member]
Mark Mothersbaugh(vo/key/g)
Gerald Casale(vo/key/b)
Bob Mothersbaugh(g)
Bob Casale(g/key)
Alan Myers(ds)
*****
Brian Eno(synthe)




米での生活でドラッグ漬けとなり、精神的にも肉体的にもボロボロになっていた
デヴィッド・ボウイがリハビリ目的で欧州回帰し、イギー・ポップとベルリンで共同生活を送り、
欧州三部作(ヒーローズ)をリリースして音楽的に再起を果たした頃、
Devoのデモテープを聴き、今までにない未来型のバンドサウンドに大変興味を持ち、
デビューコンサートにかけつけプロデュースを買って出ますが、

devo.jpg

映画「Just a Gigolo」の撮影で忙しく、イーノが代わってプロデュースを担当することになるのですが、
忙しい合間を縫ってはボウイもプロデュースに関与しているようです。

このバンドの思い出は、東京12チャンネルのPM18:00~放送されていた「ステレオ音楽館」の
オープニング曲がDevoのSatisfactionで未だ聴いたことのない新しいサウンドと
(当時、テクノの必需品だったシンセではなくトリプルギターのカッティングによる
ミニマルミュージック的なアンサンブルがイーノっぽくて好きです)
黄色のつなぎ服で機械のように演奏するビジュアルの異様さもあってすぐ虜になりました。
(原曲がストーンズのあのサティスファクションだと知ったのはもう少しあとです(笑)



私はお笑い系だと思っていたのですが、人間退化論がサウンドコンセプトで
代表曲ジャコーホモの「世の中みんな狂ってる、じゃあ俺も狂っちまえば(退化すれば)
いいんだ」という切り口はなかなか斬新です。



クラフトワークとDevoは日本のテクノPOPバンドに与えた影響が大きいと言われますが
POLYSICSがDevoの精神を継承し、バンドから「君たちはディーヴォの正統な後継者だ」と
お墨付きをもらったとのことです。

Fourth World, Vol. 1(第四世界の鼓動)/Jon Hassell Brian Eno - 1980.01.15 Tue









[sales data]
1980
[producer]
Brian Eno
Jon Hassell
[member]
Jon Hassell(tp/synthe)
Brian Eno(synthe/etc)
Percy Jones(b)
Naná Vasconcelos
(ghatam/congas/loop ds)
Aïyb Dieng(ghatam/congas)
Michael Brook(b)
Paul Fitzgerald(electronics)
Gordon Philips(handclaps)
Andrew Timar(handclaps)
Tina Pearson(handclaps)
Jerome Harris(b)



2004年にイーノが自身の作品をリマスターで再発した際、このアルバムは何故か
ラインナップから外れ、長らく廃盤状態が続いていましたが、2014年に再発されました。
(原盤はハッセル側が所有しているのかもしれません)

ジョン・ハッセル談
「当時、冷戦の時代、第一世界と呼ばれる国があって、そして、主にソ連などを
第二世界と呼んでいた。そしてそのどちらにも当てはまらない国が第三世界だった。
つまり、発展途上国だ。そういった発展途上国の多くには古くから続く伝統が
まだ残っていて、そういった土地で鳴る音楽にはスピリチュアリティが内在する。
そして第四世界とは、つまり3+1ということだ。第三世界の伝統や精神性と、
第一世界のテクノロジーを結び合わせた、原始と未来の融合形態である」

ジョン・ハッセルさんはドイツ、ケルンに渡りエレクトロニックミュージックの
始祖シュトックハウゼンの元で勉強し(1965-1967)米に戻るとテリー・ライリーや
ラ・モンテ・ヤングとミニマリズムに取り組んだ筋金入りの前衛トランぺッター。

ジャケット写真はKhartoの南部地域(北緯14°16'東経32°28')の衛星写真で
宇宙的視点から見た地球の原始的領域という意味で本アルバムのコンセプトを
表現しているのだそうです。

eno_20190429100257399.jpg

ワールド・ミュージックの知恵者とアンビエントの賢者の共作ということで、
トランペットの音と認識できるものは何も存在せず気楽にBGMとして聴くのではなく
「知に訴えってかけてくる何か」を模索しながら少し身構えて聴く必要がある
作品です(笑)

Ambient 2: The Plateaux of Mirror(鏡面界)/Harold Budd Brian Eno - 1980.04.15 Tue









[sales data]
1980/4
[producer]
Brian Eno
[member]
Harold Budd(p)
Brian Eno
(other instruments&treatments)




80年代に入りイーノさんが没入していくアンビエントシリーズ第二弾!

Airportと並んで大変人気のある作品です。

これはイーノさんとハラルド・バッドさんの鍵盤コラボの作品だと思っていたのですが、
ピアノはハラルドさんが全て弾き、他のサウンドは全てイーノが担当するという内容です。

000_20170522100626ab5.jpg

この作品は水の流れのような動きをピアノで表現した感じでアンビエント物というのは
イーノの言葉を借りるなら「そこに音があることすら気づかない類」なので
聴くというよりは、音に身を預けるというような意図で制作されていると思うのですが、
思わず手が届きそうな「美の極意」のメロディを頭の中で反芻してしまい
無意識になるのはなかなか難しいです(笑)

癒し系のアンビエント作品は非常に多いので、なかなか手を出すのを躊躇してしまうかもしれませんが
取り合えず「イーノ印」に外れはないので是非、興味があれば聴いてみてください。

きっと窮屈な日常生活に囚われている疲れた心に優しい安らぎを与えてくれることと思います。

Ambient 3: Day of Radiance(発光)/Laraaji Brian Eno - 1980.05.15 Thu









[sales data]
1980
[producer]
Braian Eno
[member]
Laraaji(dulcimer/etc)




イーノさんのアンビエント第3弾はチター奏者のララージさんのソロアルバムで
イーノさんはプロデュース専任で演奏には関わっていません。

laraaji2.jpg

The DanceとMeditationの2部構成で、「The Dance」はララージさんの美しいチター演奏が
キラキラ光を放ちながら延々踊っています。
(インド楽器種としてチターとダルシマーの区別がいまいちよくわかりません・・・)



「Meditation」はインド系のミュージシャンの楽曲タイトルに非常に多い「瞑想」そのまま
深層心理に刺激を与えるが如くゆっくり優しく雪がシンシンと降るようにサウンドが積み重なる
イーノ&フリップの小宇宙感覚に似ています。



細野晴臣さんが本アルバムを大絶賛していましたが、Medicine Compilation(1993)で
ララージさんと共演を果たしています。

Medicine Compilation

正直、良し悪しは全く分りませんが、何も考えたくない時に耳で「聴く」のではなく体で「感じる」音楽。
最近、つまらない音楽が多くて聴くものがなくなって嘆いている貴方、
騙されたと思って是非、試してみてください!

Remain In Light/Talking Heads - 1980.10.08 Wed









[sales data]
1980/10/8
[producer]
Brian Eno
[member]
David Byrne(vo/g/b/etc)
Jerry Harrison(g/key/per)
Tina Weymouth(b/key/per)
Chris Frantz(ds/per/key)
*****
Brian Eno(b/key/per)
Nona Hendryx(bvo)
Adrian Belew(g/g-synthe)
Robert Palmer(per)
José Rossy(per)
Jon Hassell(tp/horns)




80年代を前に音楽の潮流は大仰なダイナソーロックが下火となりシンプルな新時代の音を
求める傾向となり、ファッション性を持ったパンク&ニューウェイヴ&テクノという
新スタイルが誕生しました。

以前パティ・スミスの記事で書いたかもしれませんが、中でも知的な匂いのするニューウェイヴ系は
聴いてる自分が格好いいという自惚れもあってなかなかその音楽性が自分の中で消化できないのに
無理に聴き続けていた時期がありました(笑)

その中のひとつがトーキング・ヘッズだったのですが、トーキング・ヘッズは初期は
ニューヨークパンク&ニューウェイヴバンドとして活躍していましたが、
「Befire and after science」以降、歌物を封印しアンビエントな分野に没頭していたイーノさんが
プロデュースを担当するとリズム感を追求するようになり、デヴィッド・バーンがアフロ・リズムに傾倒し、
「フィア・オブ・ミュージック」でアフリカンファンクを展開し、イーノとバーンの才能が
合致した本作が誕生しました。

このアルバムは各曲の使用コードがひとつと言うワンコード進行によるソングライティングが
話題になり、勿論イーノのアイディア(ミニマルミュージックの素?)だったと思いますが
玄人受けするこういった手法はまだまだダイナソーロックの復活を夢見ていたおこちゃまな耳には
届くはずもなくとりあえず話題盤として聴いていた程度なんですけど今かなりおっさんの
耳で聴き返してやっとこの作品の良さに気づいた今日この頃です。

トーキング・ヘッズはサポート・メンバーを大々的に起用し、ビッグ・バンド編成でライブを
行うようになるのですが、本作に参加したエイドリアン・ブリューのギターソロは
来るべきニューウェイヴ期クリムゾンを予感させ、私は本作をクリムゾンのREDとディシプリンの間に
必ず挟んで聴くべき作品だと考えています。

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