2017-07

1st/Roxy Music - 1972.06.16 Fri









[sales data]
1972/6/16
[producer]
Peter Sinfield
[member]
Bryan Ferry(vo/p/etc)
Brian Eno(synthe/etc)
Andy Mackay(sax/etc)
Phil Manzanera(g)
Paul Thompson(ds)
Graham Simpson(b)
Rik Kenton(b)




第2期キング・クリムゾンのヴォーカルオーディションを受けたブライアン・フェリーが
不採用となるも当時のクリムゾンのマネジメントをしていたEGの目に止まり、
ピート・シンフィールドのプロデュースで制作されたデビュー盤。
(ジャケットの女性はカリ=アン・ミューラーさんという方での後にミック・ジャガーの弟
クリス・ジャガーさんと結婚しています)

kari ann muller

ロキシー・ミュージックの結成当時(1971年頃)はブライアン・フェリーと大学時代の親友
グラハム・シンプソン(b)にロジャー・バーン(g)デイヴィー・オリスト(g 元ナイス)、
デクスター・ロイド(d)というラインナップだったようですが、アルバムリリース時期は
既に大幅なメンバーチェンジが行われた第二期のメンバーということになります。

roxy1.jpg

デビュー当時はブームだったグラムロックに分類されていたようですが、
ブライアン・フェリー、イーノ、フィル・マンザネラなどの超個性が複雑な色彩のサウンドを
生み出し、聴き手の予定調和を意図的に外すようにストレートな曲が1曲もない(笑)
技巧に走ったわけではなく、各人の思い浮かぶ様々な音の欠片を繋ぎ合わせているような
「不確定な音」でそれはもうジャンル分けなど屁とも思わない「ロキシー・ミュージック」
という自信に満ち溢れた独自の音のアイディアがギュウギュウに詰まっています。

この後デヴィッド・ボウイの"ジギー・スターダスト"英国ツアーのサポート・アクトを
務めながら2ndアルバムの制作に入ります。

スポンサーサイト

For Your Pleasure/Roxy Music - 1973.03.23 Fri









[sales data]
1973/3/23
[producer]
Chris Thomas
John Anthony
Roxy Music
[member]
Bryan Ferry(vo/p/etc)
Brian Eno(synthe)
Andy Mackay(sax/org)
Phil Manzanera(g)
Paul Thompson(ds)
*****
John Porter(b)




アルバムジャケットの女性は当時ブライアン・フェリーの恋人だったアマンダ・レア。

roxy 2 roxy 1

1stリリース後、個性的なメンバーが集ったバンド内の激しいプレッシャーに
母親の他界などの不幸が重なり憔悴し切ったベースのグラハム・シンプソンが脱退。
イーノが語るグラハム・シンプソン

このアルバムでは後にThe Smithsを手がけるジョン・ポーターがベースを担当していますが
ロキシーはレギュラーベーシスト不在のバンドで以降

ジョン・ガフタフスン(1973~1975年)~ジョン・ウェットン(1975年頃)~
リック・ウイリス(1975年ツアー)~サル・メイダ(1975年ツアー)~
ゲイリー・ティッブス(1978~1980年)~アラン・スピナー(1979~1983年)~
ニール・ジェイソン(1980~1983年)

と変遷しています。

ブライアン・フェリーとイーノがバンド内でどんな険悪な関係だったか知る由もありませんが、
1stと比べてバンド曲として聴き易くなっていると思います。

オリジナルのアナログ盤ではA面にポップな楽曲をB面にアヴァンギャルドでプログレ風な楽曲を収録し
タイトル曲はイーノの前衛音楽家っぷりが爆発していてアルバムの中では非常に浮いています(笑)

イーノはグラハム・シンプソンの後を追うようにこのアルバム発売後にバンドを脱退し
ソロ活動に転じます。

Stranded/Roxy Music - 1973.11.01 Thu









[sales data]
1973/11/1
[producer]
Chris Thomas
[member]
Bryan Ferry(vo/p/etc)
John Gustafson(b)
Eddie Jobson(synthe/key/vl)
Andy Mackay(oboe/sax)
Phil Manzanera(g)
Paul Thompson(ds/timpani)
*****
Chris Laurence(b)
The London Welsh Male Choir(chorus)




roxy music

ENO脱退後にカーヴド・エアからエディ・ジョブソン、クォーター・マス~ハード・スタッフから
ジョン・ガスタフソンが加入してリリースされた3rd。

ロキシーのアルバムジャケットにはその時々のブライアン・フェリーの恋人が
ジャケットに採用されるのですが、今回はマリーン・コールさんという雑誌PLAYBOYの
人気バニーガールで1973年の年間プレイメイトにもなった方のようです。

image_20160813072726994.jpg

ブライアン・フェリーが一緒に移ったジャケット写真は没に。

Marilyn Cole3

ENOっぽいアヴァンギャルドな変態POPは後退し、コンパクトで聴きやすくなった上に
ブライアン・フェリーの欧州ダンディズムが全面に出てきており
バンドでは初の全英1位を獲得したアルバムです。

Country Life/Roxy Music - 1974.11.15 Fri









[sales data]
1974/11/15
[producer]
Chris Thomas
John Punter
Roxy Music
[member]
Bryan Ferry(vo/key/harmonica)
John Gustafson(b)
Eddie Jobson(synthe/etc)
Andy Mackay(oboe/sax)
Phil Manzanera(g)
Paul Thompson(ds)




発売当時はジャケが過激だということで女性二人が写っていないジャケに差換えて
発売されたりしたそうですが、映ってないと何のアルバムだか全く分りませんね(笑)

roxy music

この二人はいずれもドイツ人らしいのですが、左側は普通に女性、右側は元男性で
性転換手術等により女性になったという噂がありますが真偽のほどはわかりません。

roxy music2

バンドとしてかなりの完成度に達し又曲作りでも親しみ易い楽曲が増えたというか
実験的要素は無くなり、ブライアン・フェリーのボーカルメインでアヴァンギャルドさは
低下しましたが、イーノ不在を全く感じさせないバンドのやる気を感じる内容です。
ただ前作に続いてジョン・ガスタフソンがゲスト扱いなのがちょっと切ない・・・

Viva! Roxy Music/Roxy Music - 1975.10.15 Wed









[sales data]
1976/8
[producer]
Chris Thomas
[member]
Bryan Ferry(vo/key)
Eddie Jobson(vl/synthe/key)
Andy Mackay(sax/oboe)
Phil Manzanera(g)
Paul Thompson(ds)
John Gustafson(b)
*****
John Wetton(b)
Sal Maida(b)
The Sirens(bvo)




ロキシーを知るにはこれ1枚あれば十分とさえ言われる初期ロキシーの魅力が
濃縮パックされたライヴ盤。
バンドがサイレンのツアー終了後、ソロ活動を優先するため活動休止を宣言した
タイミングでリリースされました。

1974年の音源を軸に3箇所のライヴ音源が編集されていますが、流れの不自然さは全く感じません。


Apollo in Glasgow in November 1973
City Hall at Newcastle in October 1974
the Wembley Arena in October 1975

ロキシーのベースはスタジオではStranded以降ジョン・ガスタフソンがプレイしていますが
固定メンバーではなかった(ゲスト扱い)ようで本アルバムには
サル・メイダ(1973)~ジョン・ウェットン(1974)~ジョン・ガスタフソン(1975)の3人のプレイが収録され
又このアルバムには収録されていませんが1975年の米ツアーはリック・ウィルスに
交代しています。

もうちょっとボリュームがあってもいいと思うのですが、イーノ在籍時のライヴ音源とか
ないものでしょうか・・・

バンド活動休止によりブライアン・フェリーはソロ活動を本格化させ
ロキシーのカバーアルバムをリリース



フィル・マンザネラはQuiet Sun801の活動を行い、エディ・ジョブソンはジョン・ウェットン、
ブルフォード、ホールズワースとUKを結成
ジョン・ガスタフスンはイアン・ギラン・バンドへ。
アンディ・マッケイはプロデューサー業の側らロキシーメンバーの集いに精力的に参加。
ポール・トンプソンもロキシーメンバー中心に数々のセッションに参加しています。

Prev «  | TOP |  » Next

ブログ案内

縞梟

Author:縞梟
ブログ概要はこちらをご参照ください

検索フォーム

最新コメント

カテゴリ

洋楽 (947)
Live In Japan(黒船襲来) (43)
Albert Lee (3)
Allman Brothers Band (11)
Andy Summers (7)
The Band (13)
The Beatles関連 (9)
The Byrds (10)
Bill Bruford (16)
Bill Laswell (3)
Billy Preston (4)
Bob Dylan (17)
Cactus (2)
Caleb Quaye/ Hookfoot (5)
Camel (2)
Colosseum/Tempest (12)
Cozy Powell (9)
Cream (8)
C,S,N & Young関連 (10)
David Bowie (42)
Dave Mason (5)
David Sylvian (7)
Deep Purple関連 (15)
Delaney & Bonnie (7)
Eagles (5)
Emerson Lake and Palmer(E.L.P) (33)
Electric Light Orchestra(E.L.O) (4)
Emmylou Harris (6)
Eno (8)
Eric Clapton (13)
Faces/Small Faces (4)
Focus (15)
Frank Zappa (19)
Frank Zappa関連 (2)
Frankie Miller (7)
Fred Frith (2)
Free (1)
Gary Moore (11)
Genesis (4)
Gong (14)
Gram Parsons (4)
Grand Funk Railroad (3)
Gurvitz Brothers (3)
Humble Pie (2)
Ian Gillan Band (11)
Jack Bruce (12)
Jackson Browne (2)
Jan Akkerman (11)
Jeff Beck (8)
Jimi Hendrix (42)
Joni Mitchell (7)
Kevin Ayers (6)
King Crimson (48)
King Crimson関連 (16)
The Kinks (6)
Led Zeppelin (9)
Little Feat (11)
Lou Reed (7)
Lynyrd Skynyrd (5)
Magma (4)
Max Middleton (7)
Mick Ronson (5)
Mike Bloomfield (7)
The Mountain (3)
Neal Schon (3)
Neil Young (4)
Nicky Hopkins (10)
Nico (6)
Nucleus (4)
Paul Butterfield (7)
Peter Banks (8)
Peter Frampton (2)
Peter Gabriel (10)
Peter Green (3)
Phil Manzanera (20)
Pink Floyd (2)
Pink Floyd関連 (2)
Poco (5)
Procol Harum (11)
Queen (4)
Rainbow (17)
RMS(Ray Russell/Mo Foster/Simon Phillips) (10)
Robin Trower (6)
Rolling Stones (8)
Rolling Stones関連 (2)
Roxy Music (6)
Roy Buchanan (3)
Renaissance (2)
Santana (3)
Soft Machine (6)
Spencer Davis Group (3)
Steve Hackett (13)
Steve Hillage (7)
Steve Miller Band (2)
Terry Bozzio (7)
Tommy Bolin (10)
UK (4)
Velvet Underground (7)
Whitesnake (16)
Wishbone Ash (0)
The Who (8)
Yardbirds (6)
YES (4)
カテゴリ外(洋楽) (49)
ジャズ・フュージョン (398)
Al Di Meola (10)
Allan Holdsworth (18)
Billy Cobham (13)
Brecker Brothers (10)
David Torn (7)
Frank Gambale (4)
Herbie Hancock (5)
Jean-Luc Ponty (8)
Jeff Berlin (6)
John Coltrane (1)
John Mclaughlin (21)
John McLaughlin関連 (2)
John Scofield (20)
John Tropea (7)
Jonas Hellborg (3)
Larry Coryell (6)
Lee Ritenour (3)
Lenny White (5)
Mark Nauseef (4)
Mahavishnu Orchestra (15)
McCoy Tyner (3)
Mike Stern (13)
Miles Davis (18)
Pat Metheny (10)
Pat Metheny関連 (3)
Return To Forever (13)
Stanley Clarke (11)
Steve Khan (5)
Stuff (8)
Tony Williams (9)
Weather Report (25)
大村憲司 (6)
パラシュート (8)
深町純 (5)
増尾好秋 (6)
マライア (7)
森園勝敏 (10)
渡辺香津美 (19)
渡辺貞夫 (4)
カテゴリ外(ジャズ・フュージョン) (47)
邦楽 (600)
あがた森魚 (5)
荒井由実 (4)
井上陽水 (12)
ウエスト・ロード・ブルース・バンド(山岸潤史) (4)
遠藤賢司 (28)
小川美潮 (11)
大瀧詠一 (6)
久保田麻琴(サンディー&ザ・サンセッツ) (3)
カルメン・マキ (13)
クラムボン (5)
クリエイション/竹田和夫 (27)
コシミハル (9)
ゴールデン・カップス/エディ藩 (11)
サディスティック・ミカ・バンド/サディスティックス (16)
サンハウス/シーナ&ザ・ロケッツ (11)
鈴木慶一 (3)
鈴木賢司 (6)
鈴木茂 (10)
ズボンズ (5)
ソウル・フラワー・ユニオン/ニューエスト・モデル (28)
高中正義 (4)
ちわきまゆみ (8)
陳信輝 (6)
戸川純 (9)
西岡恭蔵(ザ・ディランⅡ) (8)
人間椅子 (7)
BOW WOW (10)
はっぴいえんど~ティン・パン・アレイ関連 (33)
ハプニングス・フォー (7)
早川義夫(ジャックス) (6)
浜田麻里 (6)
パンタ/頭脳警察 (18)
ヒート・ウェイヴ/山口洋 (22)
フラワー・トラベリン・バンド (6)
ボ・ガンボス/どんと (27)
細野晴臣 (22)
Boat/Natsumen (12)
紫(沖縄ロック) (10)
村八分(山口冨士夫) (7)
ザ・モップス (6)
柳ジョージ (6)
矢野顕子 (13)
山内テツ (3)
山下達郎 (6)
Lazy~Loudness (18)
YMO/坂本/高橋関連 (19)
wha-ha-ha~はにわちゃん (4)
日本のプログレバンド (11)
岡野ハジメ (4)
成毛滋 (6)
ファー・イースト・ファミリー・バンド (6)
柳田ヒロ (7)
四人囃子 (15)
アニメ (10)
カテゴリ外(邦楽) (21)
その他(戯言・雑記) (88)
縞梟的笑論文 (12)
パチスロ (54)
お悔やみ (15)

記事画像

リンク

このブログをリンクに追加する