2017-06

Once In A Blue Moon/Frankie Miller - 1973.01.01 Mon









[sales data]
1973
[producer]
Dave Robinson
[member]
Frankie Miller(vo/g/harmonica)
Bob Andrews(p)
Brinsley Schwarz(g)
Ian Gomm(g)
Nick Lowe(b)
Billy Rankin(ds)
Bridgit,Joy and Janice(bvo)




jude.jpg

フランキー・ミラーはプロコルハルムを脱退したロビン・トロワーとJudeを結成するも
アルバムリリースに至らなかったことで興味がわいたアーチストです。
(二人とも1973年にChrysalisからソロデビュー)

まずダミ声な歌唱を一聴して思い浮かぶのがロッド・スチュワートで
実際、スコットランド出身ということもあり現役時代はよく比較されたそうです。
サウンド的にはジョン・フォガティのような土臭い感じなんですがれっきとした英国人です。

「英国人による米南部への憧憬」という感じでサウンド的にはスワンプな感じですが、
どこか英国のジメっとした湿気を含む純粋な英国ロックが好きな方にはたまらない作りで
そのサウンドエッセンスがニック・ロウが在籍していたブリンズリー・シュウォーツに
よるものということが英国ロックファンに十分すぎる満足感を与える内容です。

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High Life/Frankie Miller - 1974.01.15 Tue









[sales data]
1974/1
[producer]
Allen Toussaint
[member]
Frankie Miller(vo/g/harmonica)
Allen Toussaint(p)
Joe Wilson(g)
Tom Robb(b)
Michael Huey Mike Huey(ds)
G.C. Coleman(ds)
Auburn Burrell(dobra guitar)
Barry Bailey(g)
Lester Caliste(trombone)
Clyde Kerr Jr(tp)
Gary Brown(sax)
John Longo(tp)
Alvin Thomas(sax)




ニュー・オリンズR&Bのキーマン、アラン・トゥーサンのプロデュース作品。

1stで披露した「英国人による米南部への憧憬」を発展させ米南部音楽職人を集めて
アトランタで本物の米南部音楽制作に挑んだ代表作。
(このアルバムだけ聴いたらフランキー・ミラーが英国人だということは分からないはず(笑)

本当に不思議なことですが、演奏が上手いとか下手とかに関係なく
ニューオリンズの音っていうのは確実に存在しますね。
(意図的にこういう音にすることができない妙)
アラン・トゥーサンの曲が8曲(ミラーは4曲)で陽気なラケン~ロ~ル。
音楽は演奏人が楽しそうに演奏しているとその音波動が伝達して聴いてるこっちまで
嬉しくなります。



(PS)
11月10日、アラン・トゥーサンがスペイン・ツアー中、マドリッドで死去されたとの報道が
ありましたが、とある日本の大新聞の記事に「中島美嘉のシングルに参加していた」という
説明がさもアラン・トゥーサンの大仕事のように書かれていたんですが

勉強不足にもほどがあるぞ!

ポール・マッカートニーやホール&オーツなどは即効で哀悼のコメント出してましたが、
中島さんは何かコメント出してますか?
中島さんのニューオリンズへの思い入れもソコソコでレコード会社が仕込んだ一発企画でしょ。
日本のR&Bが本場ニューオリンズとほど遠い距離に位置し、音の表面をなぞるだけの
底の浅さが見える一例です。

The Rock/Frankie Miller Band - 1975.09.15 Mon









[sales data]
1975/9
[producer]
Elliot Mazer
[member]
Frankie Miller(vo/g)
Henry McCullough(g)
Mick Weaver(key)
Chrissy Stewart(b)
Stu Perry(ds)
James Dewar(bvo)
The Edwin Hawkins Singers
The Memphis Horns




再び渡米しサンフランシスコで録音した3rd。
プロデュサーはニール・ヤング作品を数多く手がけたエリオット・メーザー。

このアルバムは自身のバンドを結成しフランキー・ミラー・バンド名義でリリースされており
タイトで締まったバンドサウンドです。
(ジョン・フォガティのC.C.Rを模倣したかのようなサウンドです)



興味深いのはこのバンドでギターを弾いているのはヘンリー・マッカロク。
スプーキー・トゥースを経てポール・マッカートニーのウィングスに参加した人です。

マッカートニーが新作アルバム(BAND ON THE RUN)録音のため、ナイジェリア、ラゴスにある
ジンジャー・ベイカーのスタジオに行くことを拒否して脱退し
(代わりにデニー・レインがウイングスに参加)このミラーのバンドに参加しています。


(マイ・ラブはこの人のギターです)

余談ですが前年の1974年にミラーさんがアイルランドのロック野郎達と結託して
ロックの名曲が誕生したのをご存知でしょうか?



そうです、シン・リジィのNight Lifeに収録されたStill in Love with Youは
フランキー・ミラー(vo)ゲイリー・ムーア(g)フィル・ライノット(vo/b)の三者揃い踏みの録音で
ヒット曲の少ないミラーにとっては最大のヒット曲と言ってもいいのではないでしょうか。

Full House/Frankie Miller - 1977.06.15 Wed









[sales data]
1977/6
[producer]
Chris Thomas
[member]
Frankie Miller(vo/g)
Ray Minhinnet(g)
Chrissy Stewart(b)
Jim Hall(p/org)
Graham Deakin(ds)
*****
Chris Spedding(g)
Rabbit(key)
Gary Brooker(key)
The Memphis Horns




前作THE ROCKはヘンリー・マッカロウ(元ウイングス)を迎え初めてバンド名義で録音したものの
セールスはパッとせず再びフルハウスというバンドを結成しての4th。

今回のプロデューサーはヒット作品請負人のクリス・トーマスで
1曲目のBE GOOD TO YOURSELFから音がドシっとしていて
今までのミラーの南部臭のするサウンドを英国ロックの王道サウンドに仕上げています。



個人的にはクリス・スペディングとゲイリー・ブルッカーの参加が嬉しいですが
何かと比較されるロッド・スチュワートの向こうを張ってのJealous Guyが収録されているのが
ニヤけものです(笑)



興味深いのはThis Love of Mineはロビン・トロワーとの共作なので
昔ジェイドというバンドを一緒に立ち上げようとしていた時の楽曲かもしれません。

Double Trouble/Frankie MIller - 1978.04.15 Sat








[sales data]
1978/4
[producer]
Jack Douglas
[member]
Frankie Miller(vo/g)
Ray Russell(g)
Ian Gomm(g)
Chrissy Stewart(b)
Paul Carrack(key)
BJ Wilson(ds)
Martin Drove(tp/flugelhorn)
Chris Mercer(sax)
Richard Supa(bvo)
Eric Troyer(bvo)
Steven Tyle(harmonica)
Karen Lawrence(bvo)
Lonnie Groves(bvo)




アルバムごとにプロデューサーもバックメンバーもコロコロ代わるミラーさんですが
マーケットを意識した前作「フル・ハウス」から「ビー・グッド・トゥ・ユアセルフ」や
「ドゥードゥル・ソング」がシングルヒットしたため、クリサリスはミラーさんを
ロックアーチストとしての売り出しを図り、驚くことに本作のプロデュサーはこの頃、
エアロスミスやチープ・トリックを手がけていたハードロック系のジャック・ダグラスです。
(その関連でエアロのスティーヴン・タイラーがバックボーカルで4曲参加)

音はかなり垢抜けたもののミラーの色であった南部色はかなり薄くなってます・・・

この方向転換はミラー本人というよりレコード会社の意向なんですが
英国の渋めのパブロックを好んでいたファンの多くが失意のうちに
ミラーさんから心離れていったことは想像に容易いです。

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