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2020-07

0th Album/人間椅子 - 1989.11.10 Fri









[sales data]
1989/11/10
[producer]
人間椅子
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
上館徳芳(ds)

0_202002112016386a0.jpg


イカ天インディーズレーベル「BANDSTOCK RECORD」からリリースされたミニアルバム。

この作品は人間椅子の1枚目のアルバムとカウントされず通称「0thアルバム」と
呼ばれています。

江戸川乱歩な世界に太宰治を引用するというような独特の日本文芸ロックは
シンセ全盛になった時代に逆らうような70年代ハードロックサウンドに固い文学詩を乗せるという
古そうで新しい感覚はVow Wowやラウドネスに飽きていた自分にジャストフィットしました。

バンドの簡単な経歴を記すと、地元青森で中高を共にした鈴木さん&和嶋さんは
70年代のハードロックを中心としたカバー演奏の他、
オリジナル曲(「御伽姫」「デーモン」「赤い月」など)を作り、
高校の文化祭では、人間椅子の母体となる「死ね死ね団」として演奏。
大学進学のため上京した二人は親交を続け、卒業間近なかなか就職先が見つからない和嶋さんは
就職活動帰りに鈴木さんと偶然出くわし
「和嶋ァ、わ、やっぱり就職(日立建機の内定を辞退)やめで、バンドやるごとにしたじゃあ」
と言われ、本格的な音楽活動に誘われバンドを結成。

「死ね死ね団」は同名のバンド(「大日本帝国初代新所沢愚連隊死ね死ね団」)がいることを知り
「人間椅子」へと改名。

3_20200229094857f33.jpg

尚、没になったバンド名候補として「ペテン師と空気男」があり、後にベストアルバムの題名と
なっていますが、和嶋さんによると鈴木さんが「ペテン師」自らを「空気男」であると位置づけています。

1989年5月20日「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演し「陰獣」を演奏。
惜しくもジッタリン・ジンに負けてしまったものの、そのインパクトは十分すぎるものでした。

[収録曲]
1.人面瘡

2.陰獣

3.りんごの泪

4.猟奇が街にやって来る
5.神経症 I Love You
6.人間失格


7.桜の森の満開の下

日本文学の表面的な知識をひけらかしているのではなく日本文学そのものへの造詣が深いと
感じるのはその歌詞。

私が日本のアーチストで最重要視しているのは日本語歌詞で、「I Love You」な曲を
挨拶程度に歌う人は論外です。
(人間椅子にも「神経症 I Love You」って曲ありますけど(苦笑)

「歌はまず伝えたいことがあり、それを大勢の人に伝えたいとの思いが歌を産み出す」はずなのに
何で「お前が好きだ」とか「お前がいないと寂しい」とかフニャフニャした軟弱な歌聴く必要が
あんねん?(<何故大阪弁?(笑)

又「りんごの泪」などは人間椅子の出身地でもある「青森県」への郷土愛を強く感じますし、
私、太宰文学は苦手だったのですが、人間椅子のおかげで太宰文学を読め耽るようになり、
太宰の生き様に興味を持ち、斜陽館に速攻で行ったのは秘密です。

2_20200218233657396.jpg

余談ですが、「りんごの泪」の歌詞に登場する急行「津軽」は1950年代から1960年代にかけて、
東北地方から東京方面への出稼ぎや集団就職が盛んだった時代の
奥羽本線沿線(山形県・秋田県・青森県西部の地域)唯一の優等列車で、
集団就職列車や長距離普通列車によって上京した人々にとって、
急行「津軽」の特に一等寝台車(のちのA寝台車)を使用して帰郷することが
いつしか成功の象徴ともなり、急行「津軽」はマスコミなどからは「出世列車」と呼ばれていました。
時代は変わり、山形、秋田、青森まで新幹線が延伸し1998年(平成10年)12月の年末運転をもって
廃止になりました。
(映画「ALWAYS三丁目の夕日」で堀北真希ちゃんが上京したのも急行「津軽」でしたね)

つかみはOKの人間椅子のやらかしてしまった唯一の失敗はイカ天での鈴木君のコスプレが
ねずみ男と間違えられ(本人はピーター・ガブリエルの被り物をマネしていたらしい)
コミックバンドだと勘違いさせてしまったことでしょうか・・・
今はお坊さんのようになってしまった鈴木君によるとねずみ男のイメージを払拭するのに
相当苦労したとのことです。

2_2020021120192415d.jpg
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人間失格/人間椅子 - 1990.07.21 Sat









[sales data]
1990/7/21
[producer]
人間椅子
大輪茂男
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
上館徳芳(ds)



メルダックと契約してリリースしたメジャー作品第一弾。

1_20200213103054e9a.jpg

メルダックが素晴らしいと思うのは、ヒット目的で大物プロデューサー任せで
好き勝手にバンドの色を変えるようなことはせず、バンドの意向を反映した音作りを推進したことで

鈴木談
「アナログ時代のLPを意識した」
(意図的にくぐもった音になっていますが、最近のCDはリマスターされクリアになっているとのこと)

それは何でもかんでも技術革新と共にサウンド変化して行くことへのアンチテーゼとも
いうべきサウンドで懐かしい耳障りなのですが不思議と古い感じはしません。
(万人受けはしませんが、分かる人には分かる陰湿なハードロックです(笑)

変わり映えのしない超技巧なギタリストが大量生産されていた頃に和嶋さんのギターが心に刺さったのは
演歌心溢れるリフでシンセマンセーな状況でギターバンドの恰好良さを再認識させてくれたことと
鈴木さんのゴリゴリ圧しのベースとの絡みはジョン・ウェットンとフリップ翁の全盛期クリムゾンを彷彿させ
(和嶋さんのギターはフリップ翁の影響を受けていることのこと)「人間失格」などのように
不気味な間奏から変調して昇華して怒涛の攻めが続く展開はまさに90年代の「21世紀の精神異常者」です(笑)
(指摘されると分かりますが上館さんのドラムはコージー・パウエルを意識しています)



外タレの意味の分からない英語歌を恰好いいと感じるのと同じで文芸作品調の堅い日本語を
ロックのメロディに乗せた芸当は人間椅子の魅力なのですが、歌詞はインスト曲をのぞき
和嶋さんが7曲、鈴木さんが2曲と文芸ロック感を強めているのは和嶋さんです。
(和嶋さんのお父さんは国語教師だったこともあり、読書好きで近代文学の影響がありありで
パチンコ好きの鈴木さんはコミカル詞担当です(笑)

BUDGIEの「Breadfan」を和嶋さんがオリジナル歌詞に差し替えた「針の山」はライヴ定番曲に。

「針の山」


BUDGIEの「Breadfan」


(小ネタ)
チャーさんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」に出演した際、
当時発売された本作を「最近、気に入っているバンドのアルバムなんですよ」と言って、
タモリさんにプレゼントしました(笑)

桜の森の満開の下/人間椅子 - 1991.03.13 Wed









[sales data]
1991/3/13
[producer]
人間椅子
大輪茂男
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
上館徳芳(ds)



アルバム先行で初シングル「夜叉ヶ池」(7分22秒)リリース(1991年2月21日)

1_20200216104626b06.jpg

アルバムタイトルは坂口安吾の同名小説
(9曲は和嶋さんで「相撲の唄」のみ鈴木さんの作詞)

「悪弾行進曲」「遺言放送局」「心の火事」「憂鬱時代」「夜叉ヶ池」「太陽黒点」など人気曲を含む
充実のセカンドアルバム。

人間椅子には「ワールド」(結界)というものがあり、その結界を踏み越えてしまうと
絵巻物(シリーズ本)を読み続けたくなる禁断症状に襲われ次の新作を聴きたくなる魔力があります。

サウンドの類似点からブラック・サバスが好きだという方も多いと思うのですが、
私も海賊盤を集めるくらい好きだったのですが、ある時、サバス関連の音源は全部処分しました。
理由は分からないですが、サバスの音源がひどく子供っぽく思えてしまった瞬間があり
TV番組でお茶の間の人気物を演じるオジーに嫌気がさしてサバスの虚像の世界観に萎えて
しまったのかな・・・

その点、人間椅子は何故長くつきあえるのか考えるととても人間臭いんですよ、詩も曲も。
インディーズ時代からそう変わらない貧乏感を引きずったバンドイメージも(笑)

イカ天が巻き起こしたバンドブームは可能性あるインディーズバンドの存在を世に知らしめた反面
時代背景的に大量のCDプレスのための販売カタログ数増強はメジャーレコード会社の急務で
プロレベルに達していないレベルのバンドまでインディーズ狩りが激化したため
レコード会社が自主でアーチスト育成しなくなった要因を引き起こした上に
インディーズならではの鮮度を落とし、潰して行くケースは枚挙に暇がないのですが、
イカ天出身バンドが次々メジャーデビューして消滅してしまった現在もその独特な世界観を貫き
未だ現役なことに非常に好感が持てるバンドです。

セールスに全く関係なく「自分達の感性を曲にする」<これ基本

「昨日の恋人に棺桶贈る~」 <この独創的な感性、人間椅子様、素敵です!

黄金の夜明け/人間椅子 - 1992.06.21 Sun









[sales data]
1992/6/21
[producer]
人間椅子
遠藤辰也
[member]
和嶋慎治(g/vo)
鈴木研一(b/vo)
上館徳芳(ds)



帯叩
「三度目の正直(ハードロック)」

この頃の和嶋さんの歌詞は文体を整えた陰鬱な内容が多く(「平成朝ぼらけ」は
有名な和歌の句の組み合わせ(笑)サウンド的にブラック・サバスと比較する方が多いようですが、
サバスの歌詞はここまで緻密にダークな世界観を表現しているものはありません。

毎回、特にアルバムコンセプトはないのですが、7分近い大曲が半数を占め
(間奏部にクリムゾン的なインプロ挿入し、全体的に鈴木君のゴリ圧しベースが鳴り響き
やっとねずみ男のイメージが薄れてきました(笑)プログレ色を強め更におどろおどろしさを強化し
現世を突き放しにかかった感があります。

この手の音楽観が好きな人のツボは100%抑える人間椅子ですが、その反面だんだん一般受けしない
カルト集団になってきました。

サバスもリック・ウェイクマンをゲストで起用したことがありましたが、一度、サウンドに
変化をつけるため鍵盤を入れても面白かったのではないかなと思います(特にこのアルバム)

羅生門/人間椅子 - 1993.10.21 Thu









[sales data]
1993/10/21
[producer]
人間椅子
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
後藤マスヒロ(vo/ds)
*****
内田雄一郎(voice/bvo)



ドラムの上館氏が脱退したため、和嶋&鈴木二人になってしまったため
後に(1996年)正式加入する頭脳警察再結成時にドラムを叩いていた後藤マスヒロ氏を
サポートに迎え制作された本アルバムは当初トニー・アイオミにプロデュースを依頼するも
実現しなかったという経緯があるようですが、仮にトニー・アイオミがいじったと仮定して
この強烈なサバス臭をどうこうする必要があったのかどうか甚だ疑問(笑)

バンドの方向性がしっかり固まってきたため、アルバムコンセプトに抜かりがない上に
後藤さんはテリー・ボジオが好きなようですが、ボジオのような手数の多いテクニカルな
叩きではなく、ボンゾのような重い叩きで楽曲にアクセントを与えています(歌も歌います)

人間椅子にしてはキャッチーな「もっと光を」から表題曲の文芸作品「羅生門」まで
バラエティに富んだ楽曲内容でコミカルな「青森ロック大臣」では青森の自虐ネタを
歌っています。

企業誘致は原子力で青森
ビルは建てたし、銀座も造ったけど
よされ踊りでお母ちゃんのいうことには
これだば下北、死の来た半島じゃ・・・

弱者や変人に熱いエールを送り、世の不条理を声たか高にユニークに歌いあげる人間椅子、
素敵です!



(PS)
「人間椅子倶楽部」内で小学生の時に読んだ江戸川乱歩のエロ短編「人間椅子」の話さながら
有閑マダムに怪しく誘いをかけるエロボイスは筋少の内田さんです。



「人間椅子倶楽部」は人間椅子のファンクラブの名前になり、1995年から青森朝日放送にて
同タイトルの番組が放送されていたようです(youtubeで見ることができます)



そして2019年ファンクラブサービスがリニューアルされ会員特典内容がパワーアップしました!!!

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youtubeにちらほらアップされている「帰ってきた人間椅子倶楽部」(会員向け動画配信)が面白すぎです(笑)

ペテン師と空気男/人間椅子 - 1994.09.21 Wed









[sales data]
1994/9/21
[producer]
人間椅子
遠藤辰也
[member]
和嶋慎治(g/vo)
鈴木研一(b/vo)
上館徳芳(ds)
後藤マスヒロ(ds)




メルダック期の人間椅子のオリジナルアルバム4枚からの選曲と
3rd~4thの合間に録音されたホンダ製バイクの欧州向けPRビデオのBGMに使われた
インスト曲「走れメロス」を収録したベスト。

メルダックとの契約が切れ、会議室で30分で選曲したベストだそうです(笑)

ライナーの和嶋さんの記述によると「人間椅子」と名乗る前は「死ね死ね団」という
バンド名だったらしいのですが東京に同名のバンドがあったため
新たなバンド名候補にあがったのが「人間椅子」と「ペテン師と空気男」だったそうです。
(ちなみに「死ね死ね団」はTVの「えびす温泉」で一度見たことがありましたが
2007年に対バンが実現しました)

ningenisu.gif

和嶋さんのギターリフを聴いて相当トニー・アイオミが好きなんだろうと思っている方が多いと思いますが
和嶋さんは元々はブルースが好きだったのですが、浪人時代に鈴木さんからブラック・サバスの
啓蒙テープが送られ続け、荒んだ暗い心の隙間に忍び込まれたとのことです(笑)

「ペテン師」の鈴木さんに翻弄され続け、遂にはバンド加入まで巻き込まれてしまった
人生に特に目標のなかった和嶋さんつまりは「空気男」という組み合わせの
人間椅子入門としては最適な内容ですが残念ながらアンコール定番の「針の山」は未収録です。

踊る一寸法師/人間椅子 - 1995.12.10 Sun









[sales data]
1995/12/10
[producer]
Hideki Tamura
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
土屋巌(ds)




メルダックからインディーズレーベル、フライハイトに下野しての作品で
多分、人間椅子が音楽活動をやっているキャリアの中で一番厳しい時代ではなかったかと
思います(ドラムが後藤マスヒロ氏から土屋巌氏に交代)

しかし、サウンドクォリティは全く下がっておらず、この自分達の世界観構築への直向さが
現在の人間椅子の強みでもあるかと。

「どだればち」は後にベスト(押絵と旅する男〜人間椅子傑作選 第2集)に標準語対訳が
書かれていますが、全編津軽弁の歌詞で歌っています。



[翻訳]
どうしたことだ
向かいの家の弥三郎ときたらのらくら者で
昼間に起き出して ギターをのべつ弾いてばかり
そうしていたらトンボの後を追いかけて
見えなくなったということだ

どうしたものだ
この坂には飢饉で力尽きた人々が大勢倒れている
気味の悪いことだなぁ
道端のハマナスがその血を吸って真っ赤に咲いたよ
葬列が怖いといって子供たちはむずかっているようだ

泣くな泣くな陽が暮れる
泣けば山からモッコが来るよ
早く寝なさい 寝て大きくなりなさい

たいしたものだ
雪が降ってお月様がおぼろになっている
外に出てみると岩木山がすくっと立派にそびえていて
お前も気張って負けなさんなと
言っている気がしたことだ

これを読んで気を悪くされた方がいたら申し訳ないのですが、以前、太宰に憧れて斜陽館に行きたくなり
青森旅行をした時にコンビニに寄ったら、店内は下校帰りの中高生でごったがえしていたのですが、
その会話内容が同じ日本語とは思えないほど分らない津軽弁で、一部が分らないというレベルではなく
全く会話内容が分らなかったので、とてもショックを受けた記憶があります・・・

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又ギャンブル大好き鈴木君のギャンブルシリーズ第1弾「ダイナマイト」が収録されました(笑)

無限の住人/人間椅子 - 1996.09.20 Fri









[sales data]
1996/9/20
[producer]
人間椅子
[member]
和嶋慎治(vo/g/harmonica
/taisho-koto)
鈴木研一(vo/b)
土屋巌(ds/per)
*****
永川敏郎(key)
篠原猛(fl)



ブラック・サバスのファンでかつ人間椅子のファンでもある原作者「沙村広明」さんの
依頼で実現した講談社「月刊アフタヌーン」にて連載されていた漫画「無限の住人」の
イメージ・アルバムです。



(アルバムには未収録ですがシングルカットした「刀と鞘」のカップリング「桜下音頭」の
作詞作曲を沙村先生は担当する張り切りようです)

1_20200302164154fcd.jpg

沙村先生談
「人間椅子聴いて原稿を描いてたわけだし、同じ世界観でできてる。今回以外に
もうイメージアルバムは作らなくていいくらいに最高。『無限の住人』(原作)を
ハードロックのガシッとしたイメージで読んでほしい」



「晒し首」の歌詞がとてもシュール・・・

頽廃芸術展/人間椅子 - 1998.02.21 Sat









[sales data]
1998/2/21
[producer]
人間椅子
[member]
和嶋慎治(g/vo)
鈴木研一(vo/b)
後藤マスヒロ(ds)



本作から「羅生門」でサポート参加だった後藤マスヒロが正式メンバーとして参加。
レコーディングは鈴木さんと和嶋さんの地元青森県弘前市の閉館した映画館で行われたとのこと。

タイトルの「頽廃芸術」とは第一次世界大戦後にナチス党が近代美術や前衛芸術を、
道徳的・人種的に堕落したもので、ナチス・ドイツの社会や民族感情を害するものである
として禁止するために打ち出した芸術観。
人間椅子の音楽が世間の流行音楽と乖離していようとも、流行に媚びず、
自分たちが作りたい音楽を作るという決意を表明したものでかなり時間がかかりましたが
彼らの愚直なまでの真直ぐなハードロックスピリットは世代間を超えた多くの支持を集め
結成30年でようやっと花開き、不屈の精神で開催してきた「人間椅子頽廃芸術展」は
めでたく結実しました。



表現する詞は相変わらずダークなものが中心ですが、近代文学からやや離れ、
仏教観を挿入してみたり、宇宙観を取り扱ってみたりと独特の世界観が広がっています。
本作にはギャンブル好き鈴木さんのパチンコソング「エキサイト」と「銀河鉄道777」を収録!

♪「銀河鉄道777」

ちょっと財布を覗いたら
ぞっとするほど金が無い 
すったお金は何万円 
勝ったお金はタバコ代

こんな事態になるのなら
あんな粘るのじゃなかった 
今度こそは俺の番 
そんな期待が甘かった

何で来ない 何で来ない 
確率変動 
何で来ない 何で来ない 
確率変動

きっと乗ります いつの日か 
銀河鉄道777 
勝って来るぞと勇ましく 
天国行きの超特急

何で来ない 何で来ない 
確率変動 
何で来ない 何で来ない 
確率変動 
やっと来たよ やっと来たよ 
確率変動 
もう終わりだ もう終わりだ 
確率変動


20世紀葬送曲/人間椅子 - 1999.03.25 Thu









[sales data]
1999/3/25
[producer]
人間椅子
[member]
和嶋慎治(vo/g)
鈴木研一(vo/b)
後藤マスヒロ(vo/ds)



人間椅子10周年記念&祝・メルダック復帰第一弾!

アルバム紹介PV


世紀末をまじかに迎え20世紀そのものを葬送曲として送り出す本作のアルバムの色というか
コンセプトというか特徴として「恋は三角木馬の上で」など明治時代の拷問&処刑器具ワードが
キーワードになっていて、ブックレットには拷問器具の一覧が掲載されています。

アルバムジャケットで拷問を受けている罪人は和嶋さん。
何でも和嶋さんがよく遅刻するのでその戒めだということです(笑)



本作では初めて後藤さんが「都会の童話」(作詞)「不眠症ブルース」(作詞作曲)し
歌も歌います。

そして本作の肝はダイレクトなブラック・サバス讃歌「サバス・スラッシュ・サバス」

朝から打ってるスロットが
夜になっても当たらない
嗚呼そんな時に 嗚呼叫ぶ言葉は


「ブラック・サバス!」(笑)

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