2017-06

Concerts/Henry Cow - 1975.08.05 Tue









[sales data]
1976
(Rec:1974/9–1975/8)
[producer]
Henry Cow
[member]
Lindsay Cooper(bassoon/fl/p/etc)
Chris Cutler(ds/p)
Dagmar Krause(voice/p)
Fred Frith(g/p/vl/etc)
John Greaves(b/p/etc)
Tim Hodgkinson
(org/clarinet/sax/etc)
*****
Robert Wyatt(vo)
Geoff Leigh(sax/fl/clarinet)




先日、Killing Timeの板倉文さんがフレッド・フリスというギタリストに影響を受けたことを
教えていただき、興味の枝葉が伸び、早速取り寄せてみました。

ソフト・マシーンやキャラバンから端を発したカンタベリー物は殆ど聴きこんでいない
未開拓な分野で、無駄な知識が少ないためとても新鮮なのですが、ヘンリー・カウの
バンド周辺事情を簡単に整理してみました。

ヘンリー・カウは英国アヴァンギャルド・ロック史上最高峰として有名なんだそうですが
1968年にケンブリッジ大学の学生だったフレッド・フリスとティム・ホジキンソンが
出合ったことでバンドが結成され、ピンク・フロイドの前座でデビュー。
その後ソフト・マシーンのファンだったアンドリュー・パウエルやロバート・ワイアット命の
カリス・カトラーが加わったことでカンタベリー系ジャズロックバンドとして
新興レーベルのヴァージンより3枚のアルバムをリリース。
(そういえば半身不随となってしまったロバート・ワイアットが椅子姿で復帰を果たした
ライヴにフレッド・フリスが参加してました)



その後、ドイツのフォーク・ポップ・バンドのスラップ・ハッピーと連名作をリリースし
連携を強め女性ボーカルのダグマー・クラウゼさんが正式メンバーとなった頃の音源。

Henry-Cow-resize-2.jpg

バンドサウンドの特徴はカンタベリー的な緻密な構築型の演奏とフリー・インプロヴィゼーションの
両刀使いで注目のフレッド・フリスのギターなんですが、このアルバムだけで判断するのは
早計ですが、メロディアスなタイプではなくギターを効果音のように聴かせるタイプなのかな?と。
カンタベリー系のわりにはインプロ演奏はハードでエフェクト音がフリップ翁に似ていることもあり
クリムゾンを聴いてるような曲もあります。

収録曲は複数個所のセッション&ライヴ音源を編集しており

1)BBCジョン・ピール・セッション(1975/8/5)
2)ロバート・ワイアットとの共演ライヴ(1975/5/22)
3)ノルウェイのホヴィコデン・アート・センターの即興演奏
4)Living In The Heart Of The Beastの一部となった即興演奏(1974)
5)CD化に際しコンピアルバム(Greasy Truckers(1973年)に提供した楽曲を追加

camelhenryc_greasytru_101b.jpg

選曲は持ち歌の他、マッチング・モールやワイアット、スラップ・ハッピーなど幅広い選曲で
バンド活動の総集編的な内容です。


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Killing Time/Massacre - 1981.09.15 Tue









[sales data]
1981/9
[producer]
Fred Frith
[member]
Fred Frith(g/etc)
Bill Laswell(b/etc)
Fred Maher(ds/per)




板倉文さんのKilling Timeはこのアルバムタイトル名からつけられた説がありましたが
本人は単に「暇つぶし」の意味でつけたとインタビューに答えているようですが
俄然興味が沸き、早速、取り寄せてみました。

フレッド・フリスはヘンリー・カウ解散後、活動拠点をニュー・ヨークに移し、
実験性の高いサウンド作りに余念なく、ビル・ラズウェル&フレッド・マーの
マテリアルなリズム隊とOAO Studioで制作したアルバムで、
オリジナルのマサカー名義のアルバムはこれ1枚のようですが
1998年に再結成してアルバムもリリースしているようです。

前衛的ですが、正真正銘の超個性的なギターアルバム、
これは良いではないですか!!!

メロディアスではないので一般向けではありませんが、奇人変人ギタリストに
興味がある方は聴いておかねばならぬ重要アイテムです。
フレッド・フリスはソロアルバムも多いのですが、同じようなサウンドコンセプトだと
飽きるかも知れないので、少しづつ聴き崩していこうと思います。



再発リマスター盤は全体的にピッチが落とされていて、フレッド・フリス曰く、
このリマスター盤がオリジナルとのことですが、旧盤ファンからは不評とのことなので
要注意です。


(remaster盤)

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