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2020-06

Electronic Realizations for Rock Orchestra(十番街の殺人)/Synergy(=Larry Fast) - 1975.05.01 Thu









[sales data]
1975/5/1
[producer]
Marty Scott
[member]
Larry Fast(key/synthe)



ピーター・ガブリエルのソロ活動を長い間パートナーとしてサポートする
鍵盤奏者ラリー・ファストさんのファーストアルバムです。

synergy.jpg

アーチスト名が「シナジー」となっているのでバンドなのかと思いましたが
ラリー・ファストさんのシンセ多重録音作品です。

未だシンセが大型で扱い難い楽器だった頃、いかにもシンセだよ!という効果音的なSEは
殆ど使わず、曲は淡々とメロディックに進行しますが、オーケストレーション的な作りは
キース・エマーソンやリック・ウェイクマンに似ているかもしれません。

これにリズム楽器を加えればかなりカッコいいプログレバンドが一つできそうな
感じです。

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Peter Gabriel Ⅰ(Car)/Peter Gabriel - 1977.02.25 Fri









[sales data]
1977/2/25
[producer]
Bob Ezrin
[member]
Peter Gabriel(vo/key/etc)
Allan Schwartzberg(ds)
Tony Levin(b/etc)
Jimmy Maelen(per/etc)
Steve Hunter(g)
Robert Fripp(g/banjo)
Jozef Chirowski(key)
Larry Fast(synthe programming)
Dick Wagner(g/bvo)
London Symphony Orchestra




ジェネシス人気でスター扱いされることに疲弊し、又、長女アンナちゃんが出生時に
感染症にかかり生死の境をさまよったことで家族の大切さに気づかされたピーカブさんは
「幻惑のブロードウェイ」アルバムツアー終了後にジェネシスを脱退すると
田舎の谷間に立つ家で隠匿生活を始め、音楽活動を3年間ほど休止します。

この時の経験が人間の深い内面の洞察による歌詞で表現されるようになり
サウンド的にはワールドミュージックに開眼する以前でジェネシスのピーカブの面影が残っていますが
シンフォニックなどを駆使したオーバープロデュースで米人好みの大仰なサウンドに仕上げたのが
ルー・リードを「ベルリン」で一本立ちさせたりキッスやアリス・クーパーのプロデュースで
有名な米音楽商人ボブ・エズリンさん。

PG_2015082011571061a.jpg

3月から始まったソロツアーはこのアルバム制作メンバーで行われ、
複数のブート盤で聴く事ができますが、ツアー時、キング・クリムゾンのフリップ翁は
「ダスティ・ローズ」という変名で参加しており、ニューウェイヴ期に再始動する
キング・クリムゾンに参加することになるトニー・レヴィンとの接点でもあります。
又このアルバム以降、ピーカブとトニー・レヴィン&ラリー・ファストは長いお付き合いとなります。





(余談)
ソロアルバム4枚は、『I』『II』『III』『IV』と販売上は便宜的に数字がふられていますが、
実のところこれらは全て「Peter Gabriel」という同タイトルのアルバムで取り扱い上困るので、
それぞれ違ったタイトルにしてくれるようレコード会社がピーガブに申し入れても
全く聞き入れなかったそうです。
(ファンは各アルバムのジャケットの見た目の印象をつけた通称で区別しています)

そのへそ曲がり具合について、ジェネシスの元同僚トニー・バンクス曰く
「すまして黙っていればそれなりにいい男なのに、いつも変な風に頭を剃ってみたり、
妙な化粧をしたりで自分を格好良く見せようというような気が全然ないみたいだ」(笑)

peter1_20190415132843855.jpg peter2.png

Peter Gabriel AT The Roxy/Peter Gabriel - 1977.04.09 Sat









[live data]
1977/4/9
[member]
Peter Gabriel(vo/key/etc)
Allan Schwartzberg(ds)
Jimmy Maelen(per/etc)
Jozef Chirowski(key)
Larry Fast(synthe programming)
Tony Levin(b/etc)
Steve Hunter(g)
Dusty Rhodes(Robert Fripp)(g)

PETER_GABRIEL_Live_at_the_Roxy.jpg


Live at the Roxy,Los Angels,CA April 9,1977

ジェネシス脱退後ピーカブのソロ1stツアー音源。
ブート物ですが音質はまあまあです。

スティーヴ・ハンター、トニー・レヴィンなど1stアルバムのメンバーによるバック演奏で
「ダスティ・ロード」という変名で参加しているのは誰あろうロバート・フリップ翁です。

セットリストで興味深いのは
1)IIに収録される「On The Air」が既に演奏されている
2)ピーカブがジェネシス時代の曲を演るのは非常に珍しいのですが「Back In N.Y.C」を演奏
3)キンクスの「All Day & All Of The Night」カバー演奏
4)「Here Comes The Flood」はアレンジ違いで2回演奏

初期の楽曲演奏のライヴが聴けるのも珍しい上にこれだけの聴き所があれば、
ブートを含めバッタ物で投げ売りされているのが惜しい感じです。
是非、捨てられるような値段で売っていたら迷いなくお買い上げください(笑)

Peter Gabriel Ⅱ(Scratch) - 1978.06.02 Fri









[sales data]
1978/6/2
[producer]
Robert Fripp
[member]
Peter Gabriel(vo/p/synthe)
Robert Fripp(g/frippertronics)
Sid McGinnis(g/etc)
Larry Fast(synthe)
Bayete(key)
Roy Bittan(key)
Tony Levin(b/etc)
Jerry Marotta(ds)
Tim Capello(sax)




前作はボブ・エズリンによる米国仕立てのエンタメ性の高いサウンド作りでしたが
本作はロバート・フリップがプロデュースした「表現方法の一つであるポップソングの研究」を
目的としたフリップ自称の「MOR3部作」の1作品。
(フリップ&がヴリエル共作でフリップのソロアルバムタイトルにもなった「Exposure」収録)



[MOR3部作]
・PETER GABRIELII(1978年)

・EXPOSURE/ROBERT FRIPP(1978年) 
P2_20190419085915b49.jpg

・SACRED SONGS/DARYL HALL(1977年/発売は1980年) 
P1_20190419085913403.jpg

ジェリー・モラッタが参加しトニー・レヴィン、ラリー・ファーストとガブリエルバンドの面子が揃い
ニューウェイヴ風のサウンドになり、ジェネシス色はこのアルバムで完全払拭。
当然のことながらフリップの関係するアルバムにヒットなしの法則で(笑)
このアルバムはセールス的にはパッとしなかったのですが、
デビュー作がボブ・エズリンの目論見通りヒットしたもののアレンジの強い派手な作りに
ピーカブは不満が強かったようで、このシンプルな作りが以後の自分の方向性を定めたと
プロデュサーのフリップに賛辞を贈っています。



(余談)
この頃、フリップはイーノとも仕事をすることが多かったにもかかわらず
不思議とガブリエルとイーノは音楽的な共演はないのですが、
2004年に共同でデジタル音楽の保護を目的とした組合
「MUDDA」(Magnificent Union of Digitally Downloading Artis)を設立しました。

Peter Gabriel III (Melt)/Peter Gabriel - 1980.05.23 Fri









[sales data]
1980/5/23
[producer]
Steve Lillywhite
[member]
Peter Gabriel(vo/p/synthe/etc)
Kate Bush(bvo)
Dave Gregory(g)
Robert Fripp(g)
David Rhodes(g)
Paul Weller(g)
Larry Fast(synthe/etc)
John Giblin(b)
Tony Levin(chapman stick)
Jerry Marotta(ds)
Phil Collins(ds/p)
Dick Morrissey(sax)
Morris Pert(per)




ピーカブ談
「私はある一つの音楽エリアに大きな興味を持っている。それは純粋にパーカッションと
エレクトロニクスだけの基盤に立った音楽だ。今までの私の曲のいくつかはそのフォーマットに
則っていないが、少し後には私は確実にそこに行くだろう。私が思うには原始的な
エレクトロニクスミュージックは80年代に私が行こうと望んでいるところなのだ」

いよいよピーカブがエスニックビートに目覚めた作品でシンセと民族音楽のコラボを実現し、
打楽器に重点が置かれるガブリエルワールドの出発点です。
ピーカブが「リズム」に興味を持つ理由は簡単で、ピーカブは元々ドラマーだったんですよね。
ドカスカ重い硬質の太鼓の音にデジタル音を混ぜ合わせ、他のアーチストのちょっと先を行った
最先端サウンドです。
(打楽器系にはジェリー・マロッタ、モーリス・パートの他にフィル・コリンズが参加しています)

 

彼の代表作となった「BIKO」は1977年9月南アフリカ政治警察の拷問で殺された
スティーヴ・ピコさんのことを歌ったものですがピーカブは人権運動にも力を注ぐようになり
積極的に音楽活動以外の野外活動を展開し、2008年には「良心の大使」賞を受賞しています。
個人的には偉大な活動家シリーズとして世界一貧しいホセ・ムヒカ大統領の賛歌も作って欲しい
ところです。

Peter Gabriel IV(Security)/Peter Gabriel - 1982.09.06 Mon









[sales data]
1982/9/6
[producer]
David Lord
Peter Gabriel
[member]
Peter Gabriel(vo/key/etc)
Tony Levin(b)
David Rhodes(g)
Jerry Marotta(ds/per)
Larry Fast(synthe)
*****
John Ellis(g/bvo)
Roberto Laneri(sax)
Morris Pert(timbales/per)
Stephen Paine(fairlight)
David Lord(synthe/p)
Peter Hammill(bvo)
Jill Gabriel(bvo)
Ekome Dance Company
(ghanaian ds)




ピーカブが前作のIIIで明示したプリミティヴ・エレクトニクス・ミュージックの発展系。
いきなりエコーメ・ダンス・カンパニーのガーナ式ドラムサウンドの
「The Rhythm Of The Heat」の太いビートに体が震えます。
(このゲートエコーと呼ばれるソリッドなドラムサウンドは後にジェネシスの「Mama」でも
応用されます)



ピーカブは、アルバム発売前の1982年7月16日~18日イギリス郊外のブリストル
(イギリスの奴隷貿易の拠点だった所で、今でもアフリカを祖国とする人々や文化が残る
土地柄だそうです)でアフリカンミュージックの祭典WOMAD(World Of Music, Art & Dance)

530a0ed6-d21c-11e1-badb-00144feabdc0.jpg PG-1982-07-16-WOMAD.jpg

立ち上げに私財を投じて協力し、ユッスー・ンドゥールなどのアーチストを排出するなど
現在も続く人気イベントとして成長させましたが、この立ち上げ時にピーカブは多額の借金を
背負ってしまったためその救済目的で1982年10月2日英国ミルトン・ケインズ・コンサート・ボウルで
5人編成ジェネシス(3人Genesis+Gabrielがメインで、最後の数曲でHackettが加わった形式)として
リユニオンコンサートが1日だけ実現しました。

peter_gabriel_4b.jpg 82-10-02.jpg

Plays Live/Peter Gabriel - 1983.06.06 Mon









[sales data]
1983/6/6
[producer]
Peter Gabriel
Peter Walsh
[member]
Peter Gabriel(vo/p/synthe)
Jerry Marotta(ds/per)
Tony Levin(b)
David Rhodes(g)
Larry Fast(synthe/p/key)




1981年10月から1982年12月と1年強続いた「PLAY TIME 1988 Tour」から
1982年秋の米とカナダのライヴ音源のいいとこ録り。

PG1.jpg PG0.jpg

ワールドミュージックに傾倒し始めリズムを強く意識するようになったピーカブミュージックを
心行くまで楽しめますので可能な限り大音量で体に浴びせ聴いて欲しい作品です。

潔いのは観客が期待したであろうジェネシスの楽曲は1曲も収録されておりません。
もしピーカブが80年代そこかしこに転がっている普通のロックミュージシャンだったら
ジェネシスの代表曲をコンサート終盤に散りばめて盛り上げたのでしょうけど
過去の遺産を一貫して商業的に使用しないピーカブはやっぱり凄いなと・・・

ピーカブといえば今でこそ誰でも知りうるBIG NAMEですが、実はまだこの頃の日本では
ジェネシス系統のマニアックな人気にとどまり、ピーカブが初めて日本の土を踏んだのは
モンスターアルバム「SO」リリース後の「JAPAN AID」(1986年)でした。

Birdy/Peter Gabriel - 1985.03.18 Mon









[sales data]
1985/3/18
[producer]
Peter Gabriel
Daniel Lanois
[member]
Peter Gabriel(vo/key)
Jon Hassell(tp)
Ekome Dance Company
Larry Fast(key)
Tony Levin(b)
Jerry Marotta(ds/per)
David Rhodes(g)
Manny Elias(ds)
Morris Pert(ds/per)
John Giblin(b/g)




大ヒット作「So」発売前年、ピーカブはフリップ翁やイーノなどの影響でインスト制作にも
多大な興味を持っており、意外と多数のインスト曲を作っています。

PETER_GABRIEL_81_40BIRDY2.jpg

本作はアラン・パーカー監督映画「BIRDY」でピーカブが初めて手がけたサントラ。
数曲のオリジナルに加え自身のアルバム「III」「IV」の楽曲をインストアレンジし
フリップ翁曰くの「煮え切らないいじり魔」の異名を取る通り単なるサントラの作りでは
ありません。

ベトナム戦争の後遺症で精神障害をきたし、心を閉ざしていた「バーディ」はラスト
病院を抜け出した屋上から鳥のように大空を飛べるのか?
それは映画を観てのお楽しみ!

So/Peter Gabriel - 1986.05.19 Mon









[sales data]
1986/5/19
[producer]
Peter Gabriel
Daniel Lanois
[member]
Peter Gabriel(vo/synthe/etc)
Tony Levin(b)
Chris Hughes(LinnDrum programming)
Jerry Marotta(ds)
Daniel Lanois(g/etc)
David Rhodes(g)
Stewart Copeland(hi-hat/ds)
Manu Katché(ds/per)
Mark Rivera(sax)
Don Mikkelsen(trombone)
Wayne Jackson(tp/cornet)
Richard Tee(p)
Simon Clark(Yamaha CS-80/etc)
Kate Bush(vo)
L. Shankar(vl)
Larry Klein(b)
Djalma Correa
(surdo/congas/triangle)
Jimmy Bralower(LinnDrum kick)
Ronnie Bright(b)
Youssou N'Dour(vo)
Bill Laswell(b)
Nile Rodgers(g)
Laurie Anderson(vo)
Coral Gordon(bvo)
Dee Lewis(bvo)
P. P. Arnold(bvo)
Jim Kerr(bvo)
Michael Been(bvo)




ピーター・ガブリエルのソロ作品4枚のタイトルは全て「Peter Gabriel」で
わかりにくいのでファンはそれぞれのジャケットの印象の通称で区別してきましたが
「V」でスタジオ盤では初めて固有タイトル「So」が付けられました。

プロデュサーはイーノの影響を受け「アポロ」の共同ロデュースを初め、イーノと一緒U2を育てた
ダニエル・ラノワさんで以後ピーカブの英2文字シリーズの共同プロデュースを行います。



ピーカブ曰く
「"So"というのは必要最小限のタイトルだ。見栄えもいい。このアルバム自体、遊びの要素を
大切にしたつもりで、僕個人も十分楽しんで作った。」

シングル「スレッジ・ハンマー」で初めてビルボード1位を獲った時に首位を明け渡したのは
ジェネシスの「インヴィジブル・タッチ」という(妙)



ピーカブが世界規模の人気を誇ることになった大ヒット作品を貶すつもりは毛頭ないのですが
ポップス要素は高まっていますが、今までのサウンドアプローチとさほど大きな変化はないのに
何故このアルバムだけが飛び抜けて売れてしまったのか考えてみるとこのアルバムが発売された
1986年というのは音楽業界の大きな節目で、この年とうとうCDの生産数がLPを上回る
記録メディア交代年で(レンタルCDも解禁)加えてMTVのCMの如く大量投下された
「スレッジ・ハンマー」のPVが販売促進の測り知れない大きな影響があった事から
CDとPVという新しいメディア媒体の恩恵を最大限に受けた一枚ということがいえるのではないかと
考えます。

音楽の他にメディアアートなど最新の技術を取り入れた創作活動に興味を持っていたピーカブは
純粋にPVに芸術的価値を見出していたことが、商業音楽の最先端PR方法となってしまったことに
私は複雑な思いでした・・・

何せこういう売れっ子扱いはピーカブ本人が望んでないだろうみたいに考えてましたが、
実のところ採算の取れないWOMADの立ち上げで財政危機的な状態で何が何でもヒット作が
必要だったピーカブの勝負作だったようです。
このアルバムを境にピーカブは奇怪なコスプレを止めます。
その意味でジェネシスで自己嫌悪に陥った装飾華美の虚飾に彩られていた自分自身に
終止符を打ったアルバムでもあります。


ケイト・ブッシュと抱擁しながら歌うデュエットが素敵です!

Passion/Peter Gabriel - 1989.06.05 Mon









[sales data]
1989/6/5
[producer]
Peter Gabriel
[member]
Peter Gabriel(synthe/fl/etc)
Manny Elias(octabans/surdo/skins)
Hossam Ramzy(finger cymbals/tabla/dufs)
David Bottrill(drone mix)
David Rhodes(g)
L. Shankar(double vl)
Vatche Housepian(armenian doudouk)
Antranik Askarian(armenian doudouk)
Massamba Diop(talking ds)
Mustafa Abdel Aziz(arghul drone)
Baaba Maal(vo)
Fatala(per)
Mahmoud Tabrizi Zadeh(kementché)
Doudou N'Diaye Rose(per)
Fatala(per)
Youssou N'Dour(voice)
David Sancious(synthe/bvo)
Nathan East(b)
Bill Cobham(ds/per)
Kudsi Erguner(ney fl)
Robin Canter(oboe/cor anglais)
Manu Katché(per)
Djalma Correa(brazilian per)
Jon Hassell(tp)
Nusrat Fateh Ali Khan(qawwali voice)
Julian Wilkins(choirboy)
Robin Canter(cor anglais)
Richard Evans(choir recording)
Kudsi Erguner(turkish ney fl)
Musicians Du Nil(arghul)
David Bottrill(lead tambourine)
Said Mohammad Aly(per)
David Bottrill(tambourine)
Richard Evans(tin whistle)




イエス・キリストの人と神との二面性の葛藤を主題としたニコス・カザンザキスの小説を映画化した
マーティン・スコセッシ監督「最後の誘惑」 のサウンドトラック。



本映画は1983年頃から制作構想があったようなのですが、キリスト教徒にとって
刺激的な内容だったため原理主義者の反対運動で暗礁に乗り上げます。
(宗教映画では2012年に「イノセンス・オブ・ムスリム」が大変なことになってましたよね・・・)

数々の問題を解決しながら制作予算を減らして映画制作に目処が立った頃、
WOMADの立ち上げで借金で首が回らなくなっていたピーカブも「So」の大ヒットで得た資金で
ワールド・ミュージックレーベル「リアル・ワールド・レコーズ」を立ち上げ
その第一弾作品として並々ならぬ情熱でサントラ制作を開始します。

映画は1988年8月に公開されますが、ピーカブは映画完成後もレコーディングを継続し、
翌年リリースされます。

インスト中心のヒーリング作品ですのでSoみたいなポップスを期待したら
大やけどしますのでご注意を。



尚、ガブリエルの曲以外のサントラ音楽は、Passion-Sourcesとして編集され
リアル・ワールドから同時リリースされました。

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