2017-07

Chakra/チャクラ - 1980.07.21 Mon









[sales data]
1980年7月21日
[producer]
矢野誠
[member]
小川美潮(vo)
板倉文(g/key)
友貞一正(b)
勝俣伸吾(key)
横沢龍太郎(ds)




チャクラのデビューアルバム。
バンド紹介を簡単にしておくと1970年代後半、板倉文と友貞一正が合歓音楽院で出会い、
ヨガ体操、大地の歌や実験音楽、瞑想音楽などを試行しながらオーディションで
小川美潮を迎え(採用理由は「面白い声だったから」とか(笑)バンドとして本格始動。

chakra fukunotane

当時は「福の種」が大ヒットして、レンタルレコードを借りた記憶があるのですが
今思えば私も一般大衆消費者と同じで「チャクラ=福の種」という狭量でナンセンスな
図式で捉えていたためあまり聴き込んでなかったのですが、ようやく今さらながらですが
このアルバム全体が語るセンスの良さを再認識し反省している今日この頃です。
斬新さが奇抜なスタイルとして有名になってしまうとそのイメージがいつまでも
本来の魅力を損ねてしまうという傾向があるようで、例えばなぎらけんいちとか
モップスなどはコミックソングのレッテルがなかなか外れず人間椅子に至っては
イカ天のネズミ男のイメージが今でもつきまとうとか(笑)

現代人よカラオケのために歌を覚えるでなくたまにはじっくり音魂を磨きなされ!

ちなみにチャクラとはヒンドゥー教のヨーガでは人体の頭部、胸部、腹部で、輪または
回転する車輪のように光っているように感じられる箇所のことだそうです。

スポンサーサイト

さてこそ/チャクラ - 1981.11.21 Sat









[sales data]
1981年11月21日
[producer]
チャクラ
チャーハン細野
[member]
小川美潮(vo)
板倉文(g/key)
永田どんべい(b/key)
近藤達郎(key)
梅沢龍太郎(ds)
*****
松武秀樹(synthe/etc)
杉並児童合唱団(bvo)




板倉氏がデビュー前から一緒にやりたかった細野さんを作品プロデュースに迎えているのですが
どの程度、作品に関与したのか分からないほど、チャクラとしての独自の言葉遊びと
「楽しい音=音楽」のコラポレートという感じで、前作同様、太鼓のバランスが異常にでかく
デコボコした感じが特徴的。

ニューウェイヴ最先端と言われたり、プログレ度がアップし民族音楽的な神秘性が
増したなどマニアックな音楽評論が聴き手の敷居を高くしてしまい、
彼ら本来の魅力である「お気楽さ」が陰になってしまった気がしないでもないですが
この不思議ワールドが好きな人にはたまらないアルバムでしょう(笑)

南洋でヨイショ/チャクラ - 1983.05.21 Sat









[sales data]
1983年5月21日
[producer]
チャクラ
[member]
小川美潮(vo)
板倉文(g/key)
*****
村上"ポンタ"秀一(ds)
仙波清彦(per/etc)
久米大介(key)
古田たかし(ds)
幸田実(b)
清水一登(p/marimba/clarinet)
Ma*To(tabla)
逆瀬川健二(tabla)




同時代を生きたバンド達からも例えようのない特異な音楽性から「10年早かった」と
言われ続けるチャクラのラストアルバム。
チャクラは3枚のアルバムを残していますがアルバムごとにメンバーが代わっていて
本作はとうとう板倉文&小川美潮二人のユニットになってしまいました。
(小川美潮処女小説「ところてん透明人間」添付)

村上ポンタ秀一&仙波清彦、参加で前2作より更にリズム感を太くした感じ。
奇妙なリズム楽曲テンコ盛で美潮さんの不思議ちゃんワールドは一度はまると
抜けられなくなりますね(笑)

このアルバム発売後、美潮さんはソロ活動、板倉氏はキリングタイムをスタートし、
それぞれ別々の道を歩みますが、90年代に美潮さんがソロで再デビューし、
板倉氏をはじめとするキリングタイムのメンバーや近藤達郎氏がバックアップし、
「うずまきまずう」を結成し現在も現役バリバリで活動中!


小川美潮 - 1984.05.21 Mon









[sales data]
1984年5月21日
[producer]
白井良明
[member]
小川美潮(vo/p)
<ボーンボーンズ>
友田慎吾(ds)
中原信雄(b)
近藤達郎(key)
<パッパラパーソンズ>
水村敬一(ds)
西尾明博(ds)
幸田実(b)
平沢幸男(g)
<オフトンズ>
渋谷穀(p)
川端民生(b)
*****
白井良明(g)
増渕哲郎(ds)
小滝満(key)
清水一登(vibraphone)
田村恵(yubibue)
板倉文(g)
細野晴臣(instrumental)




チャクラ解散後初のソロ作品。
チャクラらしさを若干残していますが、ユニークな歌声の魅力の更に上をいく
美潮さんの歌詞がことさら素晴らしく、この世界に足を踏み込んだら永遠に抜けられない
ユルサです(笑)
「光の糸 金の糸」は細野さんがコシミハルさんのために提供する予定の曲でしたが
先に収録され後にコシさんのアルバムecho de MIHARUに別の歌詞を付けて「天使に寄す」という楽曲に
生まれ変わりました。

80年代のソロアルバムはこれ1枚だけで本多俊之や仙波清彦のはにわちゃんなどの
ユニットへの参加に奔走します。

Bill/キリング・タイム - 1990.06.21 Thu









[sales data]
1990/6/21
[producer]
Killing Time
[member]
板倉文(g/strings arrangement)
清水一登(key)
MA・TO(tabra/key)
斉藤ネコ(vl)
WHACHO(per)
青山純(ds)
MECKEN(b)
*****
信田昌巳(sax)
村田陽一(trombone)




帯叩
「踊るもよし 瞑(ねむ)るもよし」

チャクラのメンバーだった板倉文・Ma*To・清水一登の3人が実験的なユニットとして
「暇潰し」を意味するバンド名で1982年頃からライブ・イベントの度にメンバーを変え
流動的な形式で活動。
デビュー12"シングル「BOB・8687・PERU」の帯叩
「1887年度グラミー賞、民族・伝統音楽録音賞受賞 希望」(笑)

そのうちライヴ参加常連となってきた斉藤ネコ・MECKEN・Whacho、青山純が
レギュラーとなっての4枚目。

ミニマル的であり、ジャズ・ロックであり、民族音楽であり、POPSであり・・・

このサウンド質を言葉で説明するのは難しいのですが、板倉氏のインタビューを読むと
「今まで清水一登さんの世界が、それまであまり出てなさすぎたっていう。
僕は、矢野誠さんの言葉で言うと、色好きというか、和声なんですね。
『Bill』というのは、そういうんじゃなくて、もっとビートの面白さとか、ガシッとした、
いかにも『Bill』って感じの世界というのをやろうとね。
そのころ僕はキリング・タイムに提供する曲をあまり書かなくなってたし、
ちょうど清水さんはキリング・タイム用の曲が貯まってきたんで。」

ということでこのアルバムは板倉色よりも清水色が強いようです。

マイナーゆえなかなか入手できないのですが、初期作品も是非聴いてみたいと思います。



[おまけ]
板倉文氏が語るチャクラからキリング・タイムまで

Prev «  | TOP |  » Next

ブログ案内

縞梟

Author:縞梟
ブログ概要はこちらをご参照ください

検索フォーム

最新コメント

カテゴリ

洋楽 (947)
Live In Japan(黒船襲来) (43)
Albert Lee (3)
Allman Brothers Band (11)
Andy Summers (7)
The Band (13)
The Beatles関連 (9)
The Byrds (10)
Bill Bruford (16)
Bill Laswell (3)
Billy Preston (4)
Bob Dylan (17)
Cactus (2)
Caleb Quaye/ Hookfoot (5)
Camel (2)
Colosseum/Tempest (12)
Cozy Powell (9)
Cream (8)
C,S,N & Young関連 (10)
David Bowie (42)
Dave Mason (5)
David Sylvian (7)
Deep Purple関連 (15)
Delaney & Bonnie (7)
Eagles (5)
Emerson Lake and Palmer(E.L.P) (33)
Electric Light Orchestra(E.L.O) (4)
Emmylou Harris (6)
Eno (8)
Eric Clapton (13)
Faces/Small Faces (4)
Focus (15)
Frank Zappa (19)
Frank Zappa関連 (2)
Frankie Miller (7)
Fred Frith (2)
Free (1)
Gary Moore (11)
Genesis (4)
Gong (14)
Gram Parsons (4)
Grand Funk Railroad (3)
Gurvitz Brothers (3)
Humble Pie (2)
Ian Gillan Band (11)
Jack Bruce (12)
Jackson Browne (2)
Jan Akkerman (11)
Jeff Beck (8)
Jimi Hendrix (42)
Joni Mitchell (7)
Kevin Ayers (6)
King Crimson (48)
King Crimson関連 (16)
The Kinks (6)
Led Zeppelin (9)
Little Feat (11)
Lou Reed (7)
Lynyrd Skynyrd (5)
Magma (4)
Max Middleton (7)
Mick Ronson (5)
Mike Bloomfield (7)
The Mountain (3)
Neal Schon (3)
Neil Young (4)
Nicky Hopkins (10)
Nico (6)
Nucleus (4)
Paul Butterfield (7)
Peter Banks (8)
Peter Frampton (2)
Peter Gabriel (10)
Peter Green (3)
Phil Manzanera (20)
Pink Floyd (2)
Pink Floyd関連 (2)
Poco (5)
Procol Harum (11)
Queen (4)
Rainbow (17)
RMS(Ray Russell/Mo Foster/Simon Phillips) (10)
Robin Trower (6)
Rolling Stones (8)
Rolling Stones関連 (2)
Roxy Music (6)
Roy Buchanan (3)
Renaissance (2)
Santana (3)
Soft Machine (6)
Spencer Davis Group (3)
Steve Hackett (13)
Steve Hillage (7)
Steve Miller Band (2)
Terry Bozzio (7)
Tommy Bolin (10)
UK (4)
Velvet Underground (7)
Whitesnake (16)
Wishbone Ash (0)
The Who (8)
Yardbirds (6)
YES (4)
カテゴリ外(洋楽) (49)
ジャズ・フュージョン (398)
Al Di Meola (10)
Allan Holdsworth (18)
Billy Cobham (13)
Brecker Brothers (10)
David Torn (7)
Frank Gambale (4)
Herbie Hancock (5)
Jean-Luc Ponty (8)
Jeff Berlin (6)
John Coltrane (1)
John Mclaughlin (21)
John McLaughlin関連 (2)
John Scofield (20)
John Tropea (7)
Jonas Hellborg (3)
Larry Coryell (6)
Lee Ritenour (3)
Lenny White (5)
Mark Nauseef (4)
Mahavishnu Orchestra (15)
McCoy Tyner (3)
Mike Stern (13)
Miles Davis (18)
Pat Metheny (10)
Pat Metheny関連 (3)
Return To Forever (13)
Stanley Clarke (11)
Steve Khan (5)
Stuff (8)
Tony Williams (9)
Weather Report (25)
大村憲司 (6)
パラシュート (8)
深町純 (5)
増尾好秋 (6)
マライア (7)
森園勝敏 (10)
渡辺香津美 (19)
渡辺貞夫 (4)
カテゴリ外(ジャズ・フュージョン) (47)
邦楽 (600)
あがた森魚 (5)
荒井由実 (4)
井上陽水 (12)
ウエスト・ロード・ブルース・バンド(山岸潤史) (4)
遠藤賢司 (28)
小川美潮 (11)
大瀧詠一 (6)
久保田麻琴(サンディー&ザ・サンセッツ) (3)
カルメン・マキ (13)
クラムボン (5)
クリエイション/竹田和夫 (27)
コシミハル (9)
ゴールデン・カップス/エディ藩 (11)
サディスティック・ミカ・バンド/サディスティックス (16)
サンハウス/シーナ&ザ・ロケッツ (11)
鈴木慶一 (3)
鈴木賢司 (6)
鈴木茂 (10)
ズボンズ (5)
ソウル・フラワー・ユニオン/ニューエスト・モデル (28)
高中正義 (4)
ちわきまゆみ (8)
陳信輝 (6)
戸川純 (9)
西岡恭蔵(ザ・ディランⅡ) (8)
人間椅子 (7)
BOW WOW (10)
はっぴいえんど~ティン・パン・アレイ関連 (33)
ハプニングス・フォー (7)
早川義夫(ジャックス) (6)
浜田麻里 (6)
パンタ/頭脳警察 (18)
ヒート・ウェイヴ/山口洋 (22)
フラワー・トラベリン・バンド (6)
ボ・ガンボス/どんと (27)
細野晴臣 (22)
Boat/Natsumen (12)
紫(沖縄ロック) (10)
村八分(山口冨士夫) (7)
ザ・モップス (6)
柳ジョージ (6)
矢野顕子 (13)
山内テツ (3)
山下達郎 (6)
Lazy~Loudness (18)
YMO/坂本/高橋関連 (19)
wha-ha-ha~はにわちゃん (4)
日本のプログレバンド (11)
岡野ハジメ (4)
成毛滋 (6)
ファー・イースト・ファミリー・バンド (6)
柳田ヒロ (7)
四人囃子 (15)
アニメ (10)
カテゴリ外(邦楽) (21)
その他(戯言・雑記) (88)
縞梟的笑論文 (12)
パチスロ (54)
お悔やみ (15)

記事画像

リンク

このブログをリンクに追加する